こんにちわ!ジムたろうです。
最近は、ほんと暖かくて東北でも桜が開花しはじめて春の陽気を感じます。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
3月18日、19日に開かれた金融政策決定会合の主な意見を日本銀行が29日に発表しました。
正直、日本銀行かー、銀行の銀行っていうのはなんとなく知っているけどよくわからないなというのが感想です。(笑)
しかし、個人投資家を名乗るなら少しは日本銀行が行っている政策についても理解をしておこうと思い、今回は「マイナス金利」についてブログでまとめみなさんと共有できたらと思います。
「日本銀行」ってなに?
まず最初に日本銀行について簡単に説明していきます。
日本銀行はわが国唯一の中央銀行です。日本銀行は、日本銀行法によりそのあり方が定められている認可法人であり、政府機関や株式会社ではありません。
日本銀行ホームページより
とあるように国の中央銀行になります。
また、日本銀行の目的は下記のようにホームページには記載してあります。
日本銀行法では、日本銀行の目的を、「我が国の中央銀行として、銀行券を発行するとともに、通貨及び金融の調節を行うこと」および「銀行その他の金融機関の間で行われる資金決済の円滑の確保を図り、もって信用秩序の維持に資すること」と規定しています。
日本銀行ホームページより
また、日本銀行が通貨及び金融の調節を行うに当たっての理念として、「物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資すること」を掲げています。
簡単に言うと、「物価の安定化」を目標にしています。例えば、明日になったらりんごが1つ1000円になっているとかそういったことが起こらないようにコントロールしています。
ではマイナス金利とは?
マイナス金利は2種類あります。
1つ目は政策金利としてのマイナス金利です。
例えば、お金を100円借りた場合、利子が5%だとすると貸主は5円の金利を得ることができます、しかし−5%の場合は借主に5円支払わなければならなくなります。
これがマイナス金利です(笑)
簡単に言うと、お金を預けることへの罰金みたいなものになります。
これは国民には直接関係なく、日本銀行にお金を預ける民間の銀行が罰金を日本銀行に支払います。
その為、銀行にとってはとても負担になります。
2つ目のマイナス金利は国債の利回りがマイナスになります。
簡単に言うと、短期2年の国債が100円、利息1%だとすると2年後は102円になりますが、これを105円で売ります。
そうすると3円損をするということになります。
これが2つ目のマイナス金利です(笑)
日本銀行が赤字の国債を政府から買い取り、お金の流通量を増やすということだと思います。
簡単にですがこれがマイナス金利の正体です。
マイナス金利の目的は?
日本銀行は消費者物価指数2%を目標にしています、しかしなかなかこれは達成されません。
今のところ100円で売っているものが毎年2円ずつ上昇はしていません。
そして金利が上昇するときはデフレの方向に進みます(お金を預けると増えるため、消費が減る)そして金利が下降するとインフレに進みます。(お金を預けても増えないため、消費が進む)これが基本的な原則です。金利の利上げは経済のブレーキ、利下げはアクセルとなります。
しかし日本は国民性もあり金利がかなり下がっている状態でもなかなかお金を使わないのでとうとう金利がゼロを超え、マイナスになってしまったのです。
個人的な感想
実際に生活をしていてマイナス金利の影響を感じることは少ないですが、住宅ローンを組むのであれば金利は下がっているので買い時かなと感じる程度でした。
このマイナス金利を行っても経済を活性化させる影響はあまり大きくないとしたら日本はインフレには進まないのかなと思います。
しかし日本銀行がどんどんお金を刷っていったらお金の価値は相対的に下がりますよね?(お金の価値が薄まるので)そしたらハイパーインフレとか起きないのかなとか心配になります。
現代貨幣理論(MMT)とかもあるのでかんたんにはならないと思いますが、もっと勉強しなくてはと思いました。
今後もお金関連の事を勉強頑張っていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
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